日本即興コメディ協会のブログ

心理的安全性インプロファシリテーターインタビュー: 窪田 菜美さん

心理的安全性インプロファシリテーター1期生のいけちゃんと申します。今回は同じく1期生のなみちゃん(窪田 菜美さん)にお話を伺いました。

心理的安全性インプロファシリテーターを受講された感想を教えていただけますか?

とにかく楽しかったです。鮮明に覚えているのは、Day4で学ぶ「ファシリテーターとアシスタントの役割」をみんながDay3の時点で学び取っていたことです。共有された学びが生き物の様に、インプロファシリの場から生まれてくるのを感じました。不思議な一体感を共有していたのが興味深かったです。

学びや気付きを共有するうちに、みんながアシスタントの重要性について同じように感じていましたよね。

狙いと違うところで予期しないことが起きたりするのは、1期生ならではの瞬間だったと思います。みんなの気付きを受けて、コンテンツがブラッシュアップされていく段階を見ることができたのも楽しい経験でした。インプロ的というか、みんなで一緒に作っている感覚がありましたね。

予測できないことが起きそうなワクワク感も1期生ならでは楽しみかもしれませんね。
今回、なみちゃんが心理的安全性インプロファシリテーターの講座を申し込まれた、きっかけについてもお聞きしても良いですか?

組織や人事に関わるお仕事をしているので、心理的安全性はこれからも関わっていく大事な分野だと思っています。アンバサダーワークショップが終わっても心理的安全性の学びを継続したいと考えていました。
心理的安全性インプロファシリテーターのお知らせを見て、アンバサダーの時よりも深く心理的安全性について学べると感じました。アンバサダーの講座を受けた時に、インプロの学びが楽しいものであることを経験したので、さらに実践に繋げたいと思っていました。またコミュニティに集まる方も、多様性に富んでいて素敵な方ばかりですし、日本即興コメディ協会の皆さんが作る場の心地良さも知っていたので、きっと楽しい学びになると思ったんです。ビジネス関連のワークショップにはあまりない空気感や、純粋な楽しさがあると思います。

心理的安全性に関する学びを深めたいと思っておられたんですね。実際に受講された中で印象的なところはありましたか?

Day6が印象深いですね。みんながファシリテーターとしての役割を自分の中に落とし込んでいましたし、それぞれが活用したい場面に合わせて作られたプログラムを見て刺激をもらいました。


同期の頑張る姿は励みになりますよね。私が印象的だったのは、なみちゃんがDay6で作ったプログラムです。なみちゃんの「チームを良くしたい」という熱い気持ちを感じました。どんな思いでプログラムを作成されたのか、お聞きしたいと思っていました!

インプロゲームの特徴的な部分として、失敗を歓迎するというマインドがありますよね。ビジネスの中では成果が求められるので、失敗を受け入れることが難しい時もあります。しかし失敗を歓迎するということを体感して、少しでもこのマインドに親しんでほしいという気持ちで、プログラムを作成したんです。

失敗を歓迎するというマインドは、チームの中で共有したい考えの一つですよね。
なみちゃんが講座で学んだことを活用したいと思う場面についても、お聞きしても良いですか?

様々な場面で活用したいと考えています。それと同時に、このインプロの学びをビジネスの中でどのように応用するかが課題だと感じます。
ビジネスの場面では知識や頭での理解を促す方法を取ることが多いと思います。
もちろん知識も必要ですが、心理的安全性は場の空気感や雰囲気なので、体感が大事だと思うんです。
心理的安全性アンバサダーやインプロファシリテーターの楽しい空気感を知って、仕事仲間ともその空気を共有する人が増えたらいいな、と思っています。

心理的安全性について同じ感覚を共有できていると物事を進めやすいですよね。それを体感するための方法を考えることも重要だと思います。

ビジネスの場面でインプロを使った学びを取り入れるには段階が必要だと思います。まずは社員のウェルビーイングを促進することやエンゲージメントを高めることなど、心理的安全性に近い取り組みと紐付けて、お伝えしていくと分かりやすいかもしれません。
また企業やチームがどうありたいかと照らし合わせて、インプロの手法を取り入れていくかを考えることも大切だと感じます。

企業やチームの在りたい姿を考えていくことも大切だと思います。ウェルビーイングやエンゲージメントは心理的安全性に関連するところがあるので、そこを絡めてお伝えするのも良いですね。
なみちゃんのお話を聞いて、まずは「チームを良くしたい!」、「心理的安全性を広めたい!」という気持ちを持って、メンバーと関わっていく姿勢が大切なんだと感じました。その温度が人に伝わって、心理的安全性がじわじわ広がっていくんだと思います。

そうですね。遠慮することなく自分の思いや考えを伝えることで、その温度感が人や場に伝わっていくと良いな、と思います。

時間がかかることもあるかもしれませんが、必ず伝わるものだと思います。
では最後に、これから受講される方へ、なみちゃんからメッセージをお願いします。

心理的安全性を「体感」できる場です。また、その空気を作る一員として参加できる場でもあります。その感覚を体感することで、心理的安全性を実践することの大切さを感じることができます。
これから心理的安全性アンバサダーやインプロファシリテーターのコミュニティの中でお会いできるのを楽しみにしています。素敵な仲間との出会いも楽しんでほしいですね。

なみちゃんの内側から湧き上がる熱意を感じました。私自身も心理的安全性を醸成していく上で、思いを新たにすることができました。
お話を聞かせてくださってありがとうございました!!

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