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受講後インタビュー:島根県海士町の教育委員会でインターンをされている 山田 若奈さん

お話を伺うのは、島根県海士町の教育委員会でインターンをされている「わかな」こと、山田 若奈さんです。心理的安全性アンバサダー認定ワークショップの受講後インタビューに答えていただきました。

心理的安全性アンバサダーのワークショップを受講された感想を教えていただけますか?

このワークショップでは実際に自分自身がワークをやってみることを大切にしていたので、実際にやってみて自分や周りの人がどう感じるかを学ぶことができました。
また、より自分の内面の話や、他の参加者の方がどう感じたかについてもっと深掘りできたら、さらに学びも深まると感じました。

わかなは自分の心と向き合うことを大事にされているんですね。今回、わかながこのワークショップを受講しようと思われたきっかけについても教えていただけますか?

元々、心理的安全性という言葉に興味を持って色々調べていました。安心・安全を感じられるような場づくりをしたいと思うと同時に、そもそも自分自身が様々な場に対して安心安全を感じられていないな、と気づきました。
そこで、まずどうしたら私自身が心理的に安心・安全を感じることができるのか?と疑問に思い、そのような場づくりの作り方を学びたいと思ったのがきっかけです。

場づくりについて学びを深めていきたいという思いと、自分自身が安心できるようにするためのヒントが欲しいと感じていたんですね。
アンバサダーのワークショップを受講されて、印象に残ったことなどはありますか?

失敗をオープンにして受け取るという、僕ボブ僕ボブのワークが印象的でした。
今、教育委員会の中でも社会教育に関わっており、子どもから高齢者の方まで幅広い年代の方とお会いするのですが、大人こそ、このワークの効果が発揮されるなぁ、と感じました。大人だからこそ失敗は恥ずかしいものではなく、失敗しても楽しいと感じられる空間作りは重要だと思っています。

大人になってからの方が、失敗に対するハードルが上がるので、失敗をオープンにしても良いという空間があることは重要だと思います。
今回のワークショップの内容で、活用されている場面、もしくは活用してみたい場面はありますか?

まだまだ活かしきれていないところもありますが…。仕事柄、特に子ども達と関わる機会が多く、年齢層も小学1年生から中学3年生まで幅広く関わります。時には、ただ「ゲームをしよう」と言っても参加しにくいと感じる子もいます。なので、そういう子も参加できるような仕組みを作ったり、工夫をすれば、今回学んだワークを取り入れることができるのかな、と思います。

仕組みづくりや環境づくりは大切な要素ですね。わかなは子どもたちと接する時、心理的安全性を作るためにどんなことをされているんですか?

お仕事では、現在、学校教育ではなく社会教育に関わっているので、普段の学校とは違う場所での宿泊体験や学びのデザインのサポートなどをしています。
チームワークに関係した部分での声かけを行うこともありますが、基本的には声かけしすぎないように意識しています。必要最低限のことは伝えますが、それ以外のことは、子どもたちの選択や判断に任せるようにしています。
子どもたちに「どうしたら良い?」と聞かれることもありますが、そうした時に、大人の顔色を伺うことなく、自分たちで考えることができるよう、環境を整えることが大切だと考えています。

自分たちで考えて、結論にたどり着いてほしいと考えておられるんですね。大人の正解探しみたいにならないように、子どもたちを信じて見守ることも必要だと感じました。
わかなは心理的安全性アンバサダーのワークショップを受講されて、どんな方におすすめしたいと思われますか?

実際に現場を管理している方、チームを持っている方など、チームワークを良くしたいと思っている方ですね。
所属しているチームを想像しながら、リアリティを持って実践できると思います。

お話を聞いて、わかながこれからいろんなところで、安心な場を作っていくんだろうなと感じました。
わかな、お話を聞かせていただき、ありがとうございました。

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