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受講後インタビュー:研修講師・Gallup認定ストレングスコーチ 冨田 香織さん

お話を伺うのは、研修講師、またGallup認定ストレングスコーチをされている「トミカ」こと、冨田 香織さんです。心理的安全性アンバサダー認定ワークショップの受講後インタビューに答えていただきました。

心理的安全性アンバサダーのワークショップを受講された感想を教えていただけますか?

面白かったですね。1回も休まず参加できたのは、楽しいと感じていたからだと思います。一方的に聞くだけではなく、参加するワークが多くありました。そのおかげで色々な発見がありましたし、全6回とも飽きることなく参加できました。
また時間的にも土曜の20時というのも、私にとって参加しやすい時間でした。

このワークショップで“色々な発見”があったということですね。トミカの中に、どんな発見があったのか、もう少しお聞きしても良いですか?

相手との心理的安全性や親密性は意図的に作れるんだ、と思いました。知らない人の集まりの中で、「何でも言い合える関係になりましょう」と言っても簡単にできるものではありません。親密性を高めるためには一緒に食事をしたり、プライベートな時間を一緒に過ごすことも必要な要素だと思っていました。
なので、最初のうちはインプロのワークをして、本当に仲良くなれるのだろうか?という疑問がありました。
ところが実際にやってみると、仲良くなることができたと感じたんですよね。プライベートな時間を共有しなくても、意図されたプログラムによって仲良くなることができるんだ、ということが発見でした。

トミカにとって大きな発見があったんですね。振り返ると、私が受講した時も、こんな短期間に打ち解けることができるんだ!という驚きがありました。そう考えると普段のコミュニケーションの中でも、意図して心理的安全性を醸成していくことができると思います。
今回、トミカがこのワークショップを受講しようと思われたきっかけについても教えていただけますか?

Facebookで繋がっている方が、このワークショップをオススメされていたこともあり、受講してみようと思いました。私は研修講師をしているのですが、今、企業では心理的安全性という言葉がブームのように出てきています。2022年は心理的安全性がキーワードになると思い、直感的に受けた方が良いな、と感じました。心理的安全性に関する学びを深めて、学んだ内容を研修の中に取り入れたいと思っていました。

いろんなタイミングが重なっていたんですね。心理的安全性という言葉を聞く機会も増えたように感じます。
トミカはワークショップで学んだ事の中で、活用したいものなどはありましたか?

プレゼントゲームは研修でも取り入れることができるかもしれないですね。プレゼントゲームは相手が喜びそうなものを渡したり、相手のことを考えるワークなので、場の雰囲気も良くなると思います。
またプレゼントゲームはプレゼンにも応用できると感じました。私自身、営業強化の研修をする中で、伝える技術の重要性についてお話しします。プレゼンは相手に喜んでもらえる伝え方をする必要があるので、このプレゼントゲームはその練習になると思いました。

プレゼントゲームでは、相手を見て喜ぶポイントを探していきますもんね。それがプレゼンにも応用できるなんて!!新しい視点でした。
トミカの中でたくさんの発見や気付きがあったと思いますが、他にも印象に残った点などはありましたか?

学校の先生が多く受講されているなぁ、という印象でした。学校の先生はワークなども取り入れやすいと思います。学校の先生を含めエンジニアの方など、自分の仕事やプライベートでは出会う機会が少ない方との出会いもあって、新鮮な体験ができました。ワークでは、学校の先生と一緒になることが多く、相手のことを少しずつ知ることができました。プレゼントゲームでは、相手が喜びそうなものが分かるようになっていましたね。その時は、海から価値ある石を拾ってプレゼントしました(笑)。それも喜んでもらえたので嬉しかったです。

ユニークなプレゼントですね。それもワークを通して相手が喜ぶものが分かるからこそですよね。いろんな方との出会いからも、たくさんの気付きが得られると思います。
トミカは心理的安全性アンバサダーのワークショップを受講されて、どんな方にこのワークショップをおすすめしたいと思われますか?

学校の先生にもおすすめできると思います。介護職の方もインプロのワークを活用できるかもしれないですね。介護施設の場合は、利用者さん同士の関係性を良くしていく必要があるので、取り入れられるものがあると思います。あとはチームづくりをしている方ですね。部活の監督であったり、チームをまとめていく立場の方にもおすすめだと思います。特にお子さんのチームをまとめる方であれば、名前を呼び合って親密性を高めたり、失敗を受け入れるワークを通して、心理的安全性の感覚を伝えることができます。
また私は過去に生命保険のお仕事をしていたのですが、医療業界の方と接する中で、長く入院しているお子さんたちが、たくさんいることを知りました。もしかしたら、小児病棟で働く方にも良いかもしれません。長期入院されている、お子さんたちに向けたワークを考えることもできると思いました。

職種を問わずいろんな方におすすめできますよね。介護施設や小児病棟という視点も興味深いです。きっと年齢を問わずインプロのワークで親密性を高めることができると思います。

そうですね。相手との親密性を高めるためには、自己開示ができること、相手を知ること、相手のために何かをしたいと思うことが必要だと思うんです。
しかし自己開示やコミュニケーションが苦手と感じている方、どうやって親密性をつくっていけば良いのか…と悩んでいる方も多いと思います。最近ではコロナの影響もあって、親密性をつくることが難しい状況です。そういう方でも実施できるワークがたくさんあります。「ニックネームトス」や「炙りカルビ(僕ボブ僕ボブ)」など取り入れやすいものも多いですよね。
またワークを直接、活用できなくても、生活と結びつけて活かしていくためのヒントを得られると思います。ファシリテーターの方もアシスタントの方も、包み込んでくれる雰囲気を持った方たちです。心理的安全性や親密性について学びやすい環境だと思います。

トミカのお話を聞いて、いろんな角度から、このワークショップの可能性を考えることができました。ワークショップでは相手と仲良くなるためのコミュニケーションについても考えることができると思います。
トミカ、お話を聞かせていただき、ありがとうございました。 

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