心理的安全性インプロファシリテーターインタビュー: 横田 和也さん

心理的安全性インプロファシリテーター1期生のいけちゃんと申します。今回は同じく1期生のよこちゃん(横田 和也さん)にお話を伺いました。

心理的安全性インプロファシリテーターを受講された感想を教えていただけますか?

同期メンバーの学びに対する熱意や情熱が印象に残っています。画面越しからもその前向きさや熱意が伝わってきて、刺激を受けました。熱意と言っても圧が強いとかではなく(笑)。笑顔もあって穏やかで心地良い空気感でした。

よこちゃんは他のメンバーの学びに対する姿勢に励みを得ていたんですね。そこには熱意と穏やかさが同時に存在していたと思います。
よこちゃんが「心地良い空気感」を感じた瞬間についてもお聞きしても良いですか?

スキル的な学びも含め、講座全体を通して心地良さを感じることができましたが、特に印象的なのはDay2の時ですね。その日は体調が悪く、耳だけの参加になってしまったんです。
耳だけ参加だと置いてけぼりになることが多いと思うんですけど、みんなが時々声をかけてくれたり、私が入力したチャットにリアクションをしてくれたり。そのおかげで自分を受け入れてもらえていると感じました。改めて「心理的安全性ってこういうことなんだ!」という体感をさせてもらいました。

体調が悪い中でも心理的安全性を感じてくれていたんですね。なんだか嬉しいです。
今回、よこちゃんが心理的安全性インプロファシリテーターを受講しようと思ったきっかけについてもお聞きしたいです。

心理的安全性アンバサダーの講座を受講した時、初めてのメンバーがオンラインで自分をオープンにして楽しく活動できるって素敵だと感じたんです。これを運営側として再現できないかなと思ったのがきっかけです。

心理的安全性アンバサダーの空気感は私も心地良く感じました。確かにその空気感を再現できたらと思いますよね。よこちゃんが運営側として心理的安全性を醸成したいと思う場面について、お聞きしても良いですか?

私は高校の教員をしているんですが、クラス運営をする時に心理的安全性が必要だと思っています。多様な子どもたちの様々な個性を認めながら、お互いに支え合えるような空間を作りたいと考えています。そのためには土台となる心理的安全性を醸成して、一人ひとりが「自分を受け入れてもらえている」と感じることが大切だと思うんです。


「多様性を受け入れる」という言葉は頻繁に聞くようになりましたが、それを体感として感じられるようにすることは大切ですよね。

そうですね、私が勤務している高校では、“多様性を受け入れる”という考え方が学校全体の目標になっているんですが、私自身も今の時代に必要な考え方だと思っています。
「自分を受け入れてもらえている」という空気感を作るために、必要なことをこの講座で学ばせてもらいました。

よこちゃんのクラスでは「どんな自分をさらけ出しても大丈夫」という空気で満ちているんだろうなと思いました。よこちゃんが教室内で具体的にどんなことをされたのかお聞きしても良いですか?

私はみんなが集まる朝の10分に講座で学んだ「僕ボブ僕ボブ」や「人に話すほどでもない〇〇な話」などのエクササイズを行ったりしています。また短い時間ですが、対話をする時間を取るようにしています。
他にも私のクラスでは、クラス目標を一つに決めるのではなく、一人ひとりに目標を書いてもらって全員の目標を教室に掲示しています。「私の目標もあなたの目標もどれも大切」というメッセージをクラスの空気として伝えているんです。そうすることで“多様性を受け入れる”ということを感じてもらえるようにしています。

たくさん実践されていますね!実際、心理的安全性インプロファシリテーターの学びを実践されて、クラスの中で感じられた変化などはありますか?

嬉しいことに面談をすると「最初は馴染めないと思ったけど、今はクラスの誰とでも話せます」とか「このクラスが楽しいです」という声を生徒から聞くことができます。行事にも生徒自身が主体的に関わってくれてることも嬉しいです。これも心理的安全性を土台に、みんなが支え合うことができているからだと思っています。

それを聞いて私も嬉しい気持ちになります!教室が心地良い空気でいっぱいになっているんですね。
すでに色々な実践をされているよこちゃんですが、他にも実践したいことはありますか?

そうですね、クラス運営で悩んでいる若い先生もいるので、私自身が今までクラス運営でやってきたことをお伝えするための場を作っていけたら良いなと思っています。

良いですね!よこちゃんの経験を聞きたいと思う方は多いと思います。
では最後にこれから心理的安全性インプロファシリテーターを受講される方に一言お願いします!

仲間との繋がりも大きいですし、他のメンバーの実践を聞くことも自分の励みになります。「受講して損はないですよ」ということをお伝えしたいですね。

繋がりは本当に大きいですよね。
今回お話を聞かせていただき、よこちゃんの日々の実践が教室の空気感を変えているんだと感じました。心理的安全性を作り出してきた、よこちゃんの経験は教室だけでなく様々な立場の方にも役立つものだと思います。ぜひこれからもシェアしてほしいです。
お話を聞かせてくださってありがとうございました!!

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